日本が発祥のアメカジと言えば・・・スカジャンの登場です！！！

 

◆皆様、こんにちは。

今回はデザインがド派手なブルゾン・・スカジャンです。

多くはリバーシブル仕様が基本であることはアメカジ好きなら承知の事実ではありますが、素材やデザインも多種多様な奥の深いアイテムですね。

 

今回ご紹介するのはまー俗に言われる復刻物です。Vintage品ですと状態が悪かったりしますが2000年代の復刻品でありかの東洋製であります。

完成度は間違いなしの逸品です。

 

それではスカジャンについていってみましょう！！！

 

 

 

 

 

 

 

スカジャンとは？スーベニアJKとは？について・・・

 

◆それでは簡単ではございますが歴史についてふれてみようかと思います。ワクワクしますね。

 

⇒日本で唯一の洋服それがスーベニアジャケットですね。

スーベニアジャケットは通称『スカジャン』です。　スカジャンの誕生に関しては戦争が影響しております。ＷＷ2です。

 

⇒簡単に言いますと戦後、日本に駐屯したアメリカ兵士が帰路につく際に記念として和柄をジャケットに刺繍したのが始まりですね。

まー土産品＝スーベニアですね。

そのジャケットの普及に一役かったのが東洋エンタープライズの前身『港商商会』であります。

アメリカの兵士たちは日本の着物や伝統品を欲しがって事に目をつけ港商が刺繍ジャケットを提案し定着します。

 

⇒戦後の混乱期であり物資が不足、シルクなどの高級素材は少なく変わるにシルクににたアセテート素材を使用したりしたようです。

露店で人気となったジャケットが軍のPXに正式納品され『スーベニアジャケット』として人気を博します。

 

※スカジャンと呼ばれるようになったのは1970年代以降。日本の若者にも人気となり横須賀近辺で売られていたので『スカジャン』ですね。

 

◆歴史はとても興味深く現代ファッションしてストリートで着用される洋服のルーツを探るのは面白いですね！！

 

 

 

 

 

 

 

東洋製スカジャンのデティール。Vintage仕様です！！！

 

◆今回のスカジャンは先にも記載しましたが2000年以降の復品です。状態は抜群です。

 

①ジッパー

 

 

 

 

 

 

👆T.Y.Eとは東洋エンタープライズの頭文字です。このZIPが使用されている物は2000年代の復刻品と推定されます。スカジャンの場合、年代判別はZIPで見分けることが多いです。特にVintageの場合ですが。タグなどが欠損や初めから付いてない物もあるので判別が難しいのも魅力の１つです。

 

 

 

②リバーシブル仕様

 

 

👆正に2度おいしいとはこの事です。ハワイ柄と和柄、どっちを表にするか非常に悩みますがどちらも最高のデザインです。

 

 

③内側タグ

 

 

 

👆東洋タグです、復刻品の中には50年代の港商タグもあったりとファンにはたまりませんね。復刻品はポリエステル100％素材です。1950年当時はアセテートだったでしょうね。

 

 

④バック刺繍

 

 

👆MILITARYジャケットのバックにある刺繍に多いのが地図刺繍。他には各世界の戦地が盛り込まれており歴史を感じるのと単純にかっこいーですね。

 

 

 

まとめとして・・・

 

◆皆様。いかがでしたでしょうか？

今回はVintage仕様の逸品でした。見た目はまさにVintageですが・・・

 

今回のスーベニアですがオンラインUPｄ済です。復刻とはいえデザインが最高ですね。

今後も面白いカッコイーネタ物ご紹介いたしますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

◆最後までお読み頂きありがとうございます。

それでは次回でお会いしましょう！！！

よろしくお願いいたします。

 

 

板垣洋品店　店主