今回もアメカジの王道LEEの名品の紹介です。

 

◆皆様こんにちは。

早いもので1月も終わり。時がたつのは早いですね～。毎日寒くて春の訪れが待ちどうしいオヤジではありますが・・・

今回も元気よくいってみようと思います。

よろしくお願いします！！！

 

◆前回のブログに引き続き・・・【LEE】ならではの名品です。アメカジの王道中の王道101Jに継ぐ100Jです。

俗に言われています【ウェスターナー】です。

⇒60年代製かと思われるジャケットを紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

アメカジの王道【LEE100Jウェスターナー】って！？

 

◆前回はLEEのデニムジャケット。Gジャンをご紹介しましたが・・簡単に申し上げますと・・

100Jがデニム素材であり100Jはコットンサテン素材であります。

 

デニム素材のアメリカンJKに対してキレイ目なスタイルにもコーディネートしやすい名品。かのアイビーリーガー達が着用した事でも有名です。

現代でしたらドレスパンツとのコーディネートしてもよいかと思いますね・・・

 

※LEE100J　WESTERNERとは・・・

1959年発売。当時の市場はLEE VS LEVISの戦いです。60年代は今までのデザインから新たなデティールや素材を使用したモデルの登場が多かった時代。

LEEはブランケットを裏地に付けたモデルを【ストームライダー】、白や茶系の色味の異なるモデルを【ウェスターナー】として売り出します。

LEVISがGジャンの大幅デザイン変更を行い【557サードモデル】出したのと同時代です。

 

特にウェスターナーはアメリカ東部で人気を博し、アイビーファッションの代表格として日本でも大人気なモデルです。1960年代は変革の時代だった事が分かります。そして1970年代に入りファッションとしての変革期に突入するのですね！

 

 

 

 

 

 

LEE100J　WESTERNER各デティールについて・・・

 

◆前回紹介した101Jとほぼデティールは同じです。タグの年代表記もほぼ同じと思われますが・・・各デティール見ていきたいと思います。

 

①タグ表記

 

⇒〇R、MR表記がないことから60年代初期モデルと判明されます。LEEはタグが残ってることが多いので判別しやすいです。

1960～1962年製かと思われます。101Jで言うところの三角タグの後です。

画像では38レギュラーとありますが通常レングスです。レアですがロングも存在します。

 

 

 

②フロントステッチ

 

⇒101J同様、フロントの補強を意味するジグザグステッチ。LEEの特徴です。

 

 

 

 

③フロントスラントポケット

 

⇒こちらもLEEの特徴のスラント（ナナメ）ポケットです。これぞLEEです。

 

 

 

④胸タグ&バックストラップ

 

⇒左胸に黒タグが付き〇Rのみの表記は60年代初期です。

バック裾部にはサイズ調整のストラップがあり101J同様馬上からの落下時にケガをしないようにとの配慮で金属パーツを使用しないLEEならでは！！！

ナットボタン仕様。ジャケットと同系色でキレイ目な印象です。

 

 

👆〇Rのみ表記。60Sです。たまりません。

 

 

 

👆LEEのデティールですね！！

 

 

 

 

まとめとして・・・

 

◆皆様

いかがだったでしょうか！？

今回もLEEを紹介させていただきました。現在では状態の良い物がありません。汚れがひどかったり、ボロボロだったりと・・・

こちらの商品は比較的美品かと思います。

60年代を代表する名品です。近日中にオンラインUPいたします。

 

よろしくお願いします。

 

次回もVintageアイテム特集でいこうと思っております。

最後までお読み頂き誠にありがとうございます・

 

それでは次回でお会いいたしましょう！！！！

 

 

板垣洋品店店主